てくてく生きてく

あなたさえ居なければこんな悲しみを、無様な自分を、愚かな後悔を
つまりは生まれてきた醍醐味を知らずに息をして死んでいたでしょう

「もしも願いが叶うなら」とか「いつかまたどこかで逢えたら」とか
そんな野暮なことは歌いません あくまで悲観的に僕らしく

泣きながら生きてくよ 密かにあなたを想いながら
僕はきっとまだまだ 恥を掻き 夢を描き てくてく生きてく
あなたが居なくなってあんな喜びや隠れてたしあわせが顔を出す
つまりは生まれてきた醍醐味を知らぬ間に貰い尽くし過ごしてたのでしょう

言えなかった言葉達は行き場をなくしてまた歌になる
こんな空虚の向こう側に笑い合える日々があるとしても

喘ぎながら生きてくよ いつかはあなたを忘れながら
僕はきっとまだまだ 事を欠き 悪足掻き てくてく生きてく
不足だらけだ 平らな道を歩き過ぎて
痛みだらけだ 安らぎに慣れ過ぎて

ああ生きているよ
予想外の未来をあなたなしで
ああ生きてみるよ
何もないかも知れないこれからを

それでも生きてくよ 時々あなたを思い出しながら
これからも生きてくよ あなたと笑ってた僕のままで

あなたが居なくても死ぬまで生きてく

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作詞作曲:凹川
ライブアルバム「社会の窓」収録